インテリアデザインテクニック−−部屋が広く見える壁と天井のヒミツ

部屋が広く見える壁と天井のヒミツ

−−住宅設計インテリアデザインテクニック
インテリアデザイン 住宅設計事務所 建築家木村俊介 02
 住宅設計では、部屋の広さを感じる要素の中に 部屋の中の壁の量はどれくらいあるか という項目があります
 
 この壁の量は 特に一つの単位の壁面の量の確保 ということが重要で 部屋全体である程度の壁量が確保されていても それが こま切れで存在するのでは意味が無く 必要なのは東西南北四面のうち たとえ一面でも大きい面として壁が用意されることなのです

 住宅のインテリア空間におけるこま切れの壁は視覚的にうるさい感じを与え 雑然とした狭苦しい空間をつくります
 
 プレーンで大きな壁面は他の壁面のうるさい要素と対比させて空間のヨコへの広がりを強調します
 
 この壁面は住宅のインテリア空間では壁材料の美しさを表現する格好の場所にもなり また絵画を掛ける最適の場所にもなります
 
 床の無駄なスペースが広さを表現する上にいかに重要であるかということと同じように 壁にも壁らしいところとそうでないところが 互いに引き立て合うことになるのです 
 これらのことは住宅のインテリア空間における壁だけをとらえて考えたことですが 部屋は立体ですから前章に出て来た天井の高さについても、壁を考える上で考えなければならないことになります 
 住宅設計では天井が低いと部屋が狭くみえるから天井は高くしたい という言葉を良く聞きます。ではどんな狭い平面の部屋でも天井を高くすれば広くみえるのか そんなことはありません むしろ井戸の中みたいになるのが関の山です
 ある広さの部屋には一番適切な そして一番広く感じる天井の高さというものがあるはずで それは高さをむやみに高くすれば良い というものではないのです 
 住宅設計では狭い平面の部屋の場合など 特に 少し低目の高さの天井を考えた方が 広い という感覚につながるようです
 これは天井高で決まる壁面の高さ すなわち 壁面のタテの寸法が ヨコの寸法と共に壁面のプロポーションを決めるので
 
 ヨコの寸法があまりとれないような小さな部屋の場合は タテの寸法も少な目にして壁面のヨコ方向への広がりを見せることが部屋の広さの感覚につながるのではないかと思われるからです
 極端な場合 住宅のインテリア空間では立った時の天井の低いという感覚を無視してでも 椅子に腰掛けた時の目の高さで部屋の広がりが十分に感じられるまで天井の高さを低くしてしまう方が その部屋の広さの感覚につながることさえあるのです 
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