暖炉設計 薪ストーブ の話
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− 住宅設計事務所 建築家木村俊介の暖炉設計とは −
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炉室が一面だけに開放されている普通の形 部屋の角に設けられる二面に開放された形 そして壁から突き出した三面開放の形 そして周囲が全部開放された全面開放の形です それぞれに特徴のある暖炉ができるのですが 燃える炎の暖かさを直接感じること そしてなによりも 熱せられた炉室内の壁の輻射熱にあたためられた壁面の多い方がよいのです こうした理屈からすれば 一面開放型が一番合理的な形になります もっとも全面開放形の暖炉や 三面開放形の暖炉は そのかわりに多勢の人間が集まって暖をとる あるいはその暖炉を中心として多数の人が憩いの時間をすごすことができるという利点があり 山小屋など比較的多人数で利用する部屋に多く用いられるようです 住宅の暖炉の設計は まず その暖炉で燃やす薪の大きさを決めるところから始まります 暖炉の火だけで暖をとるのであれば 相応の 大きな暖炉 が必要で 薪もおのずと大径のものを燃やすことになります そして暖炉の大きさが決まり 室内に解放される開口部の面積 それに対応する煙突の断面積を定め スロート スモークチャンバー ダンパーなどを備える暖炉本体を設計します 建築基準法が定めるスペックも設計条件となります そしてそこからが暖炉設計の味のつけどころになるのです 住宅設計事務所建築家木村俊介がこれまでに設計した暖炉は50基を超えています たった50基 でもあり 50基もの数の暖炉 とも思えるのです 暖炉を設計する時には それまでにつくった暖炉の 燃やしてみなければわからなかったさまざまな事柄が 設計する暖炉の 味 を豊かにする調味料になっているのです 暖炉を建物に構築するのはむずかしい とよくいいます 煙が室内に出てきたり よく燃えなかったり あたたかくなかったりすることが多いからです 暖炉の設計は 薪の燃え方と煙の出ていく姿が数量的に解析できないだけに 豊かな経験を必要とします 炉室の開口面積 それに対する煙突の経など 経験的に算出された数値がありますが 使う材料の種類 煙突の高さやその周囲の気流の状況など 考慮に入れなければならない条件があまりにも多く 単なる数値の表のみで暖炉の形態を決めるわけにはいきません 炎がよく燃えるだけでは不十分で あたたかくなければ意味がないわけですから 入念に暖炉設計する必要があるのです |
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住宅設計事務所木村俊介建築設計事務所 建築家木村俊介 のウェブサイトです 東京 目黒 自由が丘八雲 に 住宅設計事務所を 1967年 開設して 半世紀50余年 住宅設計350余棟の豊富な実績と豊かな経験を裏付けとして住まいをつくります |
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